FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

LOGAN/ローガン



この映画は、これまでに積み重ねてきたウルヴァリンの物語が一つの終わりを迎えることとなる作品です。

そのため、この作品だけを見ても十分に楽しむことができますが、これまでそれを追ってきた人にとっては感じることが極めて多く、涙なしには見られないものになっていました。


ウルヴァリンは狼男がモチーフとなっていることもあり、基本的にその作品が明るい雰囲気になることはありません。

しかしながら、この映画はこれまでと比べてもさらに暗く、全体を通して物悲しさが漂っており寂しい気持ちにさせられるものです。仲間は少なく、状況も悪く、敵は多い。

そんな中でのウルヴァリンらの逃避行は、しかし明るく、クスッと笑わせてくれるような場面もあり、悲しい展開の連続ながら辛すぎてそれを見ていられないというような状態には辛うじてならない、絶妙なバランスのもと成り立つものでした。


そしてその逃走劇の中で起こる出来事などはどれも、超能力を用いた全力の戦いのような派手なものではありません。

これまでの映画と比べるとかなり地味な、倒すための戦いというよりも、逃げるための戦いが続きます。

爽快感などはありませんが、その分しんみりとした、ウルヴァリンという作品の終わりを噛みしめながら見ることのできる作品です。


これまでに様々な国や舞台を渡り歩いてきたウルヴァリンの物語が、最後はアメリカを孤独な男と少女が旅するという地味で王道なものに戻ってくる。

静かな気持ちでその結末を見、感動できる映画となっていました。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。