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デスノート Light up the NEW world



相変わらずリュークの声を演じる俳優さんは、本業でないのに声優の演技が上手いです。

デスノートの冊数が多いので、ノートの所持者がそれぞれ違った使い方を考えるのが楽しいです。

エルの意志を継ぐモノと死神の人種を超えた友情の絆が見られる場面が素敵です。

デスノートが個人の手にあるのも危険だけど、国の手に渡っていいように扱われて管理されるのも怖いと感じます。

デスノートの所有者のメイン3人が、最後に下したそれぞれの決断も皆違って良いと感じます。

初回のほうにしか出なかったけれど、元AKBの川栄李奈さんは演技がなかなか上手いなあと感じます。


個人的には懐かしの松田さん、ライト、エル、ミサが見れたのが嬉しいです。

デスノートは誰が所有するにあたって、悪にも神にもなりうるものだけど、それを使った人は死後に代償があるみたいなので、それが恐ろしいなあと感じます。

前回のライトの時も感じたのですが、リュークはデスノートを自分の遊び道具にしているけれど、そこそこ所有者のことを気に入っているなあと感じます。

ライトを崇拝するための演技、ミサが下した決断を行う演技が特に印象に残っています。

安室奈美恵さんが歌う主題歌も歌詞が映画に合っていて好きです。

ライトやエルの意志はきちんと未来に受け継がれていると感じるし、ライトやエルは自分の死を見越して未来のために対策を練っていた優秀さがすごいと思います。

この作品だけでもデスノートは一応完結しているけれど、続編をもっと見たいと感じています。
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アメリカン・スナイパー



戦場の描き方が現在の戦争の実情を映しているとも思いました。

映像そのものの雰囲気は、2009年に中東での戦争風景をかなりリアルに描いたことで絶賛されたキャスリン・ビグロウ監督の「ハートロッカー」を思い起こさせるものがありましたが、あの映画が基本的に「地雷除去」での地雷という、目に見えない、いつ爆発するともわからない見えない敵との精神的な静かな戦争だったのに対し、こちらはより実際の戦争風景に近い、かなり本格的な銃撃戦が展開されます。

さすがに戦闘シーンに関しては40年くらい前からお手の物なイーストウッドですから、すごい迫力でした。


そして、ここ20年くらいの近年の戦争らしい捉え方もしていますね。

戦争映画って、1950年代くらいまでは国が戦争に至った動機はあまり見せずに邪悪に描かれた敵を打ち倒す勧善懲悪ものが目立ってたり、そうかと思えば60年代のベトナム戦争以降になると、そうした戦争に疑念を持つ世代が戦争の存在意義に強い疑問符を投げかけるものが多く見られたりします。

そこへ行くと、この「アメリカン・スナイパー」は、「戦場を”職場”として割り切る男たち」を淡々と描いています。

そこには「どうわめこうが、戦争は起こるもの」「いずれにせよ、世の中には悪いヤツがいることに変わりはない」といった、どこか悟ったような心境が漂ってきます。

これ、前述した「ハートロッカー」でもそうだったんですけど、このドライな感じはすごく時代感を象徴しているとは思ったし、今後の戦争映画でも主流になりそうな気がします。

ハクソー・リッジ



個人的には沖縄のドンパチをずっとやってる映画で軍隊内部で抗争があったりとかそんなのかなあと思ったが、ドンパチは後半からでその前半は良心的兵役拒否の話で、正直教科書でしか見たことのない単語のことがこんな風に映画で出てきて驚いた。

それが夜中にボコボコにされたりすごいキツい目にあってて気の毒に思った。

映画では少数者、マイノリティがよく題材にされるけど、この映画もこの系譜なのね。最近見た映画ではムーンライトが黒人の同性愛者、マイノリティアンドマイノリティって感じだったなあ。

題材としては物語に持って来やすいのだろう。戦争におけるマイノリティってあまり語られた記憶はない。

今後この映画がそういうパイオニア的な位置を占めるのだろう。

この点だけを持って超面白い。良心的兵役拒否者がまあなんで軍に入るのかねって思うね。

それが後半ハクソーリッジの上の戦場の夜に明かされるのだけどちゃんと前半の子供時代の描写から繋がってて、脚本が丁寧でウエルメイドだなあって感心する。

ハリウッド映画のアクション映画なんてテンポ最重視で説明吹っ飛ばす編集なんだけど、この映画は実にそこのところは丁寧だった。

で、話だけからすれば戦場に立って仲間をメディックとして助けたってだけで十分だと思うのだけど、そのハクソーリッジでの戦闘シーンがスゴかっですねえ。

プライベートライアンのノルマンディ上陸の描写と引けを取らないのではないかなあ。

個人的には沖縄上陸戦ってよく知らないのでこんなだったのかと勉強になった。

あんな戦争を日本国内でしてたのね。

忍びの国



大野智さんが主演と務めるとのことで、大々的に広告されていたこの映画。

脇を固める豪華俳優陣とヒロイン役の石原さとみさんのファンだったため映画館で観ました。

原作は未読ですが、ストーリーに置いて行かれることなく最後まで楽しく観ることができました。

主人公である無門ですが、普段はやる気が感じられないのに、お金のためなら人殺しもいとわない村一番の忍びという肩書を持ちながら

一目ぼれしたお国には頭が上がらず、家にすら入れてもらえないというギャップに笑わせていただきました。

お国ですが最初の方は無門に冷たい態度で接していましたが、終盤気持ちの変化があり二人の距離が近づいてからの展開は目が離せません。

鈴木亮平さんが演じる平兵衛の人間らしさ、泥臭さも魅力的でした。

十二家評定衆が人でなしの集団なので、どうしても平兵衛の方に感情移入してしまいますね。

そしてこの映画の一番の見所はアクションシーンだと思います!

体を張って挑まれたとのことで、スタイリッシュな演出と迫力に目を奪われ「すごい!」の一言に尽きます。

無門と平兵衛の一騎打ちのシーンが本当にカッコよくて手に汗握りました。

それに、かっこいいだけではなく、所々にコミカルな演出を加えることで作品のテンポを良くし最後まで飽きることなく楽しめたのは映画として評価されるべきところだと思います。

大野さんのファンの方はもちろん、アクション映画が好きな方、

時代劇はちょっと、という方でも現代風にアレンジされているので時代劇入門編としておススメです。

本能寺ホテル



あり得ないタイムスリップで、主人公が戦国時代で織田信長と出会う話と聞くだけ興味が湧いた作品でしたね。

それに、主演の綾瀬はるかさんに対する演技も期待通りでほんわかした魅力も倍増です。

実は、映画を観る前に大きな勘違いをしていたのですが…監督さんを三谷幸喜さんだと思い込んでおりました。

これは、大変失礼な事で申し訳ないと反省をしながら鈴木雅之さん(演出家です)を調べていると過去大ヒットしたドラマに携わる方だと知りました。

「それゃ、面白いはずだ!」

失礼な事から、今までお世話になっていたドラマの監督・演出家さんと分かり良かったですよ。

ここで話は戻りますが、主演の綾瀬はるかさんと堤真一さんが目立つ印象の本能寺ホテルですけど。

個人的には、近藤正臣さんのセリフと心遣いが好感触な映画でもあります。

作品内でも、迷いがある繭子・綾瀬はるかを優しく導くキーマンになっています。

義理の父親になるかも?

立場上では、かなり難しい役どころを流石の魅力で熟す近藤正臣さんが素敵ですよ。

気になった映画の流れも、破天荒パロディでありながら違和感も無くて引き込まれて行くので老若男女で楽しめるエンターテインメントですね。

それに、もし歴史に疎い方でも興味を持てるしプチ勉強にもなると思います。

先ずは、あまり細かい事を気にせずに楽しむ姿勢で臨むべき映画でもありますから…スッキリしたい方にはおススメですよ。

そして、過去に生きた人達の想いと現代社会の人達の想いの違いがあるのか等を分析すれば2度美味しい映画にもなりそうですよ。

LOGAN/ローガン



この映画は、これまでに積み重ねてきたウルヴァリンの物語が一つの終わりを迎えることとなる作品です。

そのため、この作品だけを見ても十分に楽しむことができますが、これまでそれを追ってきた人にとっては感じることが極めて多く、涙なしには見られないものになっていました。


ウルヴァリンは狼男がモチーフとなっていることもあり、基本的にその作品が明るい雰囲気になることはありません。

しかしながら、この映画はこれまでと比べてもさらに暗く、全体を通して物悲しさが漂っており寂しい気持ちにさせられるものです。仲間は少なく、状況も悪く、敵は多い。

そんな中でのウルヴァリンらの逃避行は、しかし明るく、クスッと笑わせてくれるような場面もあり、悲しい展開の連続ながら辛すぎてそれを見ていられないというような状態には辛うじてならない、絶妙なバランスのもと成り立つものでした。


そしてその逃走劇の中で起こる出来事などはどれも、超能力を用いた全力の戦いのような派手なものではありません。

これまでの映画と比べるとかなり地味な、倒すための戦いというよりも、逃げるための戦いが続きます。

爽快感などはありませんが、その分しんみりとした、ウルヴァリンという作品の終わりを噛みしめながら見ることのできる作品です。


これまでに様々な国や舞台を渡り歩いてきたウルヴァリンの物語が、最後はアメリカを孤独な男と少女が旅するという地味で王道なものに戻ってくる。

静かな気持ちでその結末を見、感動できる映画となっていました。
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